夏の土用がはじまったせいもあるけれど
ここのところ、やや情緒不安定だし
いろいろややこしい問題も山積みで
その対処に疲れていたので
久しぶりに御所の近くのあの場所へ
お参りに行ってみた。
ここは都会のど真ん中にある稲荷神社なのだが
スピ系の人々が絶賛するほど
すばらしく良い気が流れている場所なのだそうだ。
だから、祓って清めて守っていただきたいとき
そして良い気に当たって元気をいただきたいときには
私はこの神社に行き、お参りしつつ、良い気に当たるために
境内を散策するのであった。
今回は元気をいただきに行くだけでなく、
おみくじを引く、という目的もあった。
境内には何か所かおみくじが引けるところがあるのだが
そのうちのひとつに、”おみくじ専門の眷属””が居るところが
あるのだそうで、今回はそこで引いてみようと思っていたのだ。
私が門をくぐったのは閉門1時間前だったし
平日ということもあったので、
参拝者は少なめであった。(あくまでいつもに比べると、だが)
それに現在は祈祷以外で本殿には入れないので、
いつもよりはゆったりとお参りできる混み具合だった。
良い気に浸るためにまずは境内をぶらぶらと散歩した。
ひととおり巡り終わって、そろそろおみくじを引こうかなあと
考えていたところ、お参りの女の人がお供物を持って
私の少し先を歩いていた。「ああ、お供物はあのようにして捧げるのねー」
と思いながら、彼女の後姿をぼんやりと目で追っていたら、
一陣の風が吹いた。
するとちょうど目の前にあったおみくじ処の棚から、おみくじが一枚、
ふわりと風に乗って吹き上げられ、地面に落ちた。
え、あらら、ここはおみくじ専用眷属の居るおみくじ処ではないけど
でもまあ、拾ったほうがいいわよね、と思い近づいて行った。
でも、「凶」だったら見なかったふりして、
そおっと棚に返しておこうと思っていた。
地面に近づいてみると、遠目に、一文字しか書かれていないのが
判読できた。うわ、「凶」っぽいわ、どうしようと、思いながら
それでも近づいてみてみると、それは「吉」であった。
では拾ってしまいましょう。とそう思ったとき、
あれ、これって、私に拾わせるための風だったのかしらん???
という気が、唐突にした。
そのおみくじには、私の知りたかった事が書き記されていた。
そしておみくじが地面に落ちた時、近くに人影は
なぜかまばらで、しかも気づいたのはおそらく
あてくしひとりだけ、という不思議な状況だった。
なのでやはり、このおみくじを手に取らせるために
一陣の風が吹いたのだと、解釈したのであった。
おみくじ眷属が居るおみくじ処へ行き、100円を入れて
感謝を述べ、その後、奥の院にお参りをした。
本当は奥の院でお参りをした後、祈願したことへの
メッセージを受けとるためにおみくじを引くのが順序なのだが、
おみくじ引く気まんまんだったのが
すでにバレバレだったので、このように
仕向けて下さったのかもしれぬ。ありがたや。
この稲荷神社には何度も参拝しているが、
今回のようなことははじめてだった。
もしかしたら、過去にもいろいろと仕向けて
下さっていたのかもしれないが、ぼんくらで
気づかなかっただけなのかもしれぬ。
とにかくあてくしは、元気を取り戻した。
そしてあの不思議な風を、忘れないよう
ブログに書いておこうと思い立ったのであった。
信じるか信じないかは、アナタ次第です。フフフ。
よかったら、また来るがいい
posted by jade the zappar
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Zappar雑記帳